FXでは勝つときもあれば負ける時もありますし、思い通りに値動きがならないことも多々です。そんなときにムキになって熱くなる人も多いと思います。
私自身もとても熱くなりやすいタイプです。
そこで今回はトレードで熱くなりやすい人が熱くならないためにすることを実体験ベースで書いていこうと思います。
1.口座に必要以上に資金を入れない
証券口座に必要以上の資金を入れないことで強制的に熱くなっても、新規ポジションが持てないようにします。
これは2021年から私自身が行っていることです。1ヶ月半ほど実践していますが、その効果を身をもって感じています。
特にポジションが逆行をしたときにすぐにナンピンを入れちゃう人や、早く助かりたいという気持ちでロットを張ってナンピンしちゃう人にオススメです。
詳細には普段自分が取引する枚数分だけの証拠金しか入金しないようにします。
例えば普段ドル円を3枚でトレードしている人は15万円だけ口座に入金です。
注意点
証券会社によっては証拠金維持率が100%を下回った時点で強制決済を行う証券会社もあるため、先に自身の口座の強制決済のルールを確認しましょう。
もし100%を下回って強制決済を行われる場合は少しだけ余分に入金しておいたり、エントリー自体の精度を高める必要があります。
その他に強制決済されるとそれ自体が熱くなる原因にもなりかねないので、そのような方は強制決済の基準が低い証券会社を使いましょう。
DMMFXは強制決済50%以下でオススメです。
2.損切りを決めてエントリーする
当たり前のことかもしれませんが、つい突発的な値動きなどが来ると損切りを考えずに飛びつくように逆張りをしたりもします。(実体験ですw)
そんな時に逆行が続くとナンピンをすぐに入れたくなったり、一瞬で担がれたりで熱くなってしまいます。
それを防ぐために一呼吸置いて先に損切りポイントをしっかりと見つけてエントリーしましょう。
そこまで逆行したら目をつぶってでも損切りできるようにしていれば、仕方ない、見立てが違ったということで素直に損切りができやすくなります。
特にスキャルパーの人に飛びつきなどは多いでしょうし、スキャルパーは逆張りも好きだと思うので、気を付けましょう。
注意点
損切りポイントを決めていて、そのポイントで自身で損切りを行います。
しかしそのエントリーや方向感に未練が残っていてすぐに入り直したりはやめましょう。
とは言ってもこれがまた難しい所でもありますが。(今でもたまにしてしまいますw)
細かい動きを見過ぎてしまうと、ローソクの上がった下がったで一喜一憂したり、損切りポイントで一旦止まったり折り返したりを見てしまうと入りたくなってしまいます。
そこはぐっと感情をこらえましょう。
もし再度入ったポジションがまた逆行した時は1回目の損切りの2倍以上の悔しさと熱量が生まれます。注意です。
3.その日の負け金額を決めて手仕舞う
これ以上負けたらやばいなと、熱くなる熱量をも飲み込む現実をしっかり考えましょう。
これ以上負けると資金の10%が減ってしまう。取り返すのには同じ10%ではなくそれ以上を取らなければならないなど。
どんだけ熱くなってもその日の最大負け金額を決めて、そこに達したときにはその日のトレードは止めます。
このやり方は正直トレードの正しい損切りポイントに達していなくても金額ベースで強制的に決済するので、テクニカルなどには順守しないやり方です。
ただし口座残高を守るという意味では大事なことですし、金額は冷静さを与えてくれる要因にもなるのでオススメです。
金額の設定ですが自身が私自身は2020年の前半は最大2万負けをベースに実践していました。
注意点
先ほども述べましたがチャート上のテクニカル的な所は無視して金額で諦めるので、正しいトレードの形ではない点が懸念されます。
持ってるポジションを耐えるだけのギャンブルになったり、このルールが反対にその負け金額まではトレードしても良いんだとも考えてしまい取り返そうと無駄なトレードが増えてしまいます。
このやり方は最終的な資金を守る防衛策という観点が強いのでそこだけ理解しておく必要があると思います。
まとめ
今回は「トレードで熱くなりやすい人必見!熱くならないためにすること3選」ということで自身の実体験をもとにまとめてみました。
私自身が熱くなりやすい性格と負けず嫌いな人間ですので、実体験と経験をもとに執筆できました。
ぜひ熱くなりやすいという人は参考にして頂ければ幸いです。