2021年2月2日の為替の相場展望とシナリオをまとめます。
13時時点での日ベースの展望とシナリオになります。値動き次第でシナリオが崩れたりもありますのでご了承ください。
また個人的な展望とシナリオになりますので、トレードの判断は自己責任でお願いします。
狙いはドル円ショート
ドル円お昼過ぎの時点で104.91辺りとなっています。
ドル円は現在4日連騰で103.60辺りから約1.3円上昇をしています。
また高値と安値を切り上げてきているのも現状です。
102.60辺りから反転も見せてきています。
しかしここは逆張り的にはなりますが、本日はショート展望です。
なぜ?
・ドル円はつり合い
・105円が重たいか
・現状ドル安には変わらない
・株価が堅い
ドル円はつり合い
ドル円は2020年相場下落トレンドです。とはいってもズドーンと急激な下げがあったわけではなく上がったり下がったりを繰り返しながらじりじりと下げてきました。
また相場もドル買い円売り、ドル売り円買いという極端なパターンよりもドルも売られるが円も売られる、ドルも買われるが円も買われるということが多いです。
現状特段の材料も無い中極端なパターンの発生が起こる可能性も低いと考えています。
結局はドル円はつり合い通貨ペア、引っ張り合い通貨ペアということで上がってきているドル円をショートです。
105円が重たいか
105円が重たいように感じます。
節目ということもあり意識はありそうです。大きく売ってくる勢もいるでしょうし、サポレジゾーンにも見えてきます。
また昨日104円後半のじり上げから105円をいついくかという時間もかなり長かったです。105円のチャレンジも躊躇が見られる印象です。
結局夜中に105円抜けてはいますが走らなかったです。
と言っても売りが大きく入った形跡もないので何とも言いにくいですが、上昇幅も一服してきて上がるにしても調整を加えたいところとして105円を重たく捉えます。
現状ドル安には変わらない
2020年のトレンドはドル安です。
政策金利も引き下げ2021年も引き下げ継続予定かつ追加緩和の可能性もあるのが現状です。
10年債利回りも1.0を超えて上昇はしてきているものの下がったものが上がってきたという捉えです。ドルインデックスも同じくかなりの低水準でしたので反発上昇という捉えです。
現状ドル安の見通しが変わる材料もないので、ドル買いのツッパリではなく上がったら売るのスタンスです。
株価が堅い
なんだかんだアメリカ株価は堅調で、先週末崩れかけも見せましたが、急落は維持していません。要はレンジ、下がったら買われているなと感じています。
チャート的にも大きく崩れていくようには今のところイメージわきません。
ということで株価が堅調であるのなら、ドルは買われにくいという逆相関を取っています。これは2020年からの傾向です。アメリカ株が買われればドルは売られる。逆に株が下がればドルは買われるという傾向です。
またボラティリティインデックスも気にしています。
ボラティリティインデックスが下がればドルが売られ、株が買われるというパターンがあるのでここにも注目しています。
ボラティリティインデックスが上がれば逆です。
もちろん絶対ではなくボラティリティインデックスが上がれば円が買われるという場合もあったりします。
シナリオ
シンプルに105円近辺でショートシナリオです。
安い所で104円後半、上は105.5円を上限目安で売りたいと思っています。
何だかんだで105円近辺の高値張り付きであればブレイクしたところ上がった所でショートいきたいです。
これがメインシナリオですね。
あとは105円が重たくて、売りのモメンタムが出たらそれについていく、もしくは戻りを待って売るを狙いたいです。
ドル円以外の通貨や株も気にしながら
ドル円のショートは狙っていますが、株との連動性のあるオージーやダウ、株価、ボラティリティインデックスなども一緒に見ながら狙いたいと思います。
もしオージーやダウ、株が崩れる、ボラティリティインデックス上昇のリスクがあるときはドル円ショートは見送る予定です。
13時時点での日ベースの展望とシナリオになります。値動き次第でシナリオが崩れたりもありますのでご了承ください。
また個人的な展望とシナリオになりますので、トレードの判断は自己責任でお願いします。