本日2021年1月6日にいよいよアメリカ次期大統領が正式に決定する流れとなりそうです。
今回のアメリカ大統領選はバイデン氏が勝利宣言をした一方でトランプ氏は全く敗北を認めないという大統領選になっています。とはいえ本日正式に大統領が決まる流れとなりそうです。ここでこれまでの流れや決定に至るまでをまとめたいと思います。
アメリカ大統領が決まるまでの流れ
・2020年11月3日 大統領選挙投票
・12月14日 選挙人の投票
・2021年1月6日 連邦議会で決定
・1月20日 大統領就任式
バイデン氏は勝利宣言
2020年11月3日に行われたアメリカ大統領選挙では民主党の大統領候補ジョー・バイデン氏と共和党の大統領候補、現職ドナルド・トランプ氏との戦いになりました。
今回の大統領選ではコロナウイルスの拡大によって郵便投票が大きく普及したことが特徴的でした。例年に比べ投票率も高く国民の関心や注目度も高かったといえるでしょう。
そして結果は獲得選挙人の過半数となる270人を超えて、当選が確実になったことが各社から報道されました。
これに伴って民主党大統領候補のジョー・バイデン氏は11月7日に勝利宣言を行いました。
選挙人投票でバイデン氏が過半数の票を獲得
2020年12月14日に行われた選挙人投票において、民主党大統領候補のジョー・バイデン氏が過半数の票を獲得しました。
全米の50州とコロンビア特別区(首都ワシントン)で選挙人538人が投票を行い、バイデン氏は306票、トランプ氏が232票の票数を獲得致しました。
この結果を受けてバイデン氏は当選を確実にしていきました。
しかしトランプ氏においては敗北は認めない形となっていました。
1月6日に正式に決定か
本日2021年1月6日にアメリカ次期大統領が決定する形となりそうです。
現時点において2020年の12月14日に行われた選挙人投票においてバイデン氏は過半数を獲得しており、ほぼ当選が確実視されています。
では本日1月6日に何が行われるかというと、連邦上下両院の議会において、各州の選挙人による投票結果を正式に集計致します。
その結果を上院議長をも務める現副大統領マイク・ペンス氏が認めることで正式にバイデン氏の当選となります。
それでも諦めないトランプ氏と共和党議員ら
現状トランプ氏の逆転勝利となる可能性は低いとされる中で、当本人であるトランプ氏は敗北宣言を行わずに諦めない姿勢を貫いています。
トランプ氏はツイッターで「1月6日はワシントンD.C.で大規模デモだ。来てくれ。ワイルドなものになるぞ!」と支持者に対し呼びかけを行ったりもしています。
また共和党議員ら11人が本日1月6日の連邦議会の決定の際に、大統領選において不正行為があったと異議申し立てを行うことを表明しています。
この異議を唱えている11人の中にはテッドクルーズ上院議員やハガティ前駐日米大使も含まれているようです。
ただ今回の異議申し立てにおいては次の大統領選を視野に、トランプ支持層の取り込みを目的にしているとも言われています。
まとめ
今回は世界が注目を置くアメリカ大統領選にクローズアップしていきました。
本日1月6日に行われる連邦上下両院の議会にて、次期アメリカ大統領が正式に決定する流れになると思います。
敗北宣言を行っていないトランプ氏ですが、現状を打破する何かがあるのか?それともついに敗北を認めるのか?そのような点にも注目がありそうです。
早ければ日本時間の夜には決定するので、為替の動きと共に注目材料として見ていきたいですね。